広島前監督で日刊スポーツ評論家の緒方孝市氏(52)が広島-阪神2回戦をライブ評論しています。阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)は第1打席、空振り三振を喫した。2回の打席を解説した。

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-佐藤輝は空振り三振に倒れた

前日の試合で、広島森浦の抜けた変化球をとらえて、一、二塁間を破った。広島バッテリーにすれば、中途半端な球速のボールは投げたくない。速球を使った攻め方になる。2回の打席は1、2球目と速い球で内角を意識させる配球だった。狙ったコースに投げきれなかったが、佐藤対策の意図が見えた。

-広島床田は3回無失点の立ち上がり

キャンプから監督に厳しいコメントを出されたが、それも期待の表れだ。先発陣で左は床田だけ。それだけ経験も積んできたし、本人の自覚がうかがえる。2月に肘の張りがあったが、序盤の投球を見れば、ストレートの走り、変化球も切れている。打者一巡した中で、そういった故障の不安は感じられない。

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