中日の根尾昂内野手(20)がプロ初打点をマークした。3-3の同点で迎えた2回無死二塁。先発井納に代わった高木の初球を中前にはじき返す勝ち越しタイムリーヒット。これが決勝点となって巨人に競り勝った。
3番手で2回を無失点に抑えた鈴木博志投手(24)が、3年ぶりに勝利投手となった。2人の試合後のヒーローインタビューは以下の通り。
-鈴木博投手、3年ぶりの白星です
鈴木 うれしいです、はい。
-フォームを変えてのシーズン
鈴木 去年の夏の途中からフォームを変えて、自分の中でも覚悟を決めてここまでやってきて、こうして成績がついてきたことは本当にうれしいと思います。
-どちらに転ぶか分からない場面での登板
鈴木 昨日引き分けで、今日の勝ちは大事なものだと思っていたので、その中でしっかり自分の仕事ができて、次のピッチャーにバトンを渡せたことはよかったなと思います。
-6回、走者二塁の場面は
鈴木 今までなら焦ってしまったり、力んでしまうところがあったんですけど、比較的落ち着いて自分の投球ができたのでよかったです。
-今日の投球、自信になったのでは
鈴木 これをきっかけにどんどん積み重ねていけたらいいなと思います。
-勝ち越しタイムリーヒットの根尾選手。バンテリンドームで初ヒット
根尾 自分の登場曲がかかったときに、ファンのみなさんの大きな声援をずっと感じながらプレーしていて、なかなか打てなかったので、早く1本打ちたいなと思っていて、いいところで1本出てよかったです。
-あの場面どういう気持ち
根尾 自分の前でピッチャーも代わりましたし、1球目から積極的にいこうと思ってました。
-そのとおりにいきましたね
根尾 そうですね。
-自分の気持ちがバットに乗り移った感じ?
根尾 はい。
-そして初打点
根尾 チャンスで回ってくることも多いですし、状況に応じてバントするときもありますし、今日はタイムリーっていう結果だったので、次またチャンスで回ってきたときに状況に応じて打点、進塁打を打っていけるようにやっていきたいと思います。
-できれば本塁打も打ちたい
根尾 そうですね、はい。
-活躍する姿をファンは望んでいる
根尾 1本でも多く毎試合打ちたいと思っていますし、ファンの皆様がこうして応援してくださっているおかげで打てているわけなんで、もっと喜んでもらえるようにいっぱい打ちたいと思います。
-鈴木選手に締めてもらいましょう。明日への決意
鈴木 今日は(回を)またいだんですけど、明日もしっかり投げられる準備をして、最高の準備をしたいなと思います。