鷹の苦境をエースが救う! ソフトバンク千賀滉大投手(28)が6日の日本ハム戦(札幌ドーム)で今季初マウンドに上がる。

5日に札幌市内で投手練習に参加し、最終調整。チームは開幕4連勝の後、まさかの5連敗で借金1。嫌な流れを変える決意だ。「連敗だけは回ってくるなと思っていたけど、回ってきてしまったので。ぼくのやれる最低限のことをしたい。チームの流れを変えられたらベストだと思いますし、ベストに近づけられたら」と気合十分に話した。

春季キャンプ直前に両ふくらはぎのコンディション不良を訴え、リハビリ組スタート。昨年に続き、開幕に間に合わせることができなかった。「2年連続で出遅れる形になった。情けないと思ってはいますけど、切り替えて、リハビリ中にどれだけ成長できるか考えていた。常に上を向いてリハビリをやってきた。とにかくプラスに考えています」。悔しさを抱えながらも自身と向き合い、投球フォームを固めながら2軍で4試合に実戦登板。「いい準備ができた」と仕上げてきた。

森山投手コーチは「ボールの強さもあったし、大丈夫だと思う。5連敗中は先発が早い回で点を取られている。流れとして悪い。千賀が点を与えずに、試合を作ってくれると思っています」と大いに期待。エースの投球で連敗ストップなるか。【山本大地】

ソフトバンク担当のツイッターはこちら―>

ソフトバンクニュース一覧はこちら―>