ヤクルト松本直樹捕手(27)が執念のサヨナラ打を放ち、チームの連敗を8で止めた。2-2で迎えた延長10回。先頭の元山が左前でチャンスメーク。犠打、暴投などで2死三塁とし、松本直が巨人堀岡から左前へ劇的な一打を放った。

試合終盤に粘りを発揮した。1点を追う9回、1死から松本直が左中間への二塁打で出塁。2死二、三塁から、育成ルーキーの赤羽由紘内野手(20)の遊撃への適時内野安打で同点に追いつき、延長戦に持ち込んだ。

新型コロナウイルスの陽性者が出た影響で2軍のチーム編成が困難なため、3日のロッテ戦以降、9日の日本ハム戦を除き、計6試合が中止された。3月20日の巨人との開幕戦以来の白星に、ナインにも笑顔が広がった。

ヤクルトニュース一覧はこちら―>