阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、2打席連続のタイムリーを放った。

0-0の4回2死三塁、ロメロのツーシームを2球ファウルにすると3球目、甘めに入った151キロツーシームをセンターへきれいにはじき返し、先制適時打。「先制のチャンスの場面だったので、良いところでしっかり打つことができて良かったです」。5回に2点を勝ち越し、なおも2死一、二塁の第3打席では、またも148キロツーシームを捉えて右前適時打で4点目を奪った。この試合前まで打点はリーグトップタイの26だったが、2打点を上積みした。

前日7日には、ドラフト制後の新人で最速となる33試合目で、右翼席上部「業務スーパー」の看板にぶつかる10号本塁打を放ったばかり。大台に乗せた怪物ルーキーが勢いに乗った。