巨人ルビー・デラロサ投手(32)が21日の中日戦(バンテリンドーム)から1軍に昇格することが決まった。

10失点で敗戦した試合後に原辰徳監督(62)と宮本和知投手チーフコーチ(57)が明言した。また、左足の異状で降板した田中豊とクロンに満塁弾を浴びた井納は登録抹消となり、桜井の昇格も決まった。

デラロサは試合前練習で亀井、広岡を相手にシート打撃に登板。最速152キロをマークし、6打席で安打性の打球は1本に抑えた。宮本投手チーフコーチは「スピードも出ていたし良かった。さすがですよ。デラロサの力が必要だというところで大切に使っていきたい」と説明した。デラロサは米国の市民権取得手続きのため渡米し3日に再来日。2週間の自主隔離をへて18日から1軍の試合前練習に合流していた。来日3年目の今季は6試合に登板し、防御率0・00、5セーブと抜群の安定感を披露している。

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