背中の張りで2軍再調整中の阪神大山悠輔内野手(26)が、復帰戦で早速快音を響かせた。ウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)に「4番三塁」で先発。5日の1軍ヤクルト戦以来17日ぶりの実戦で左前打を放ち、「体は問題ない」と復調を印象づけた。
1軍から参戦したドラフト1位佐藤輝を5番に下げての4番スタメン。強いゴロに主砲の風格をまとわせた。先発梅津の前に遊直、投ゴロに倒れた後の3打席目。6回無死一塁で左腕ロサリオの151キロ直球をたたき、三遊間を破った。
復帰戦が雨で3度も流れ、満を持しての一戦で3打数1安打。ただ、本人は至って冷静だ。「やっと実戦復帰できてすごくうれしい」と前置きした上で「試合に出てチームの勝利に貢献しないと意味がない。(負傷で)1回落ちてしまったところをもう1回、もっともっと上げられるようにしたい」と力を込めた。
三塁守備、走塁でも軽快な動きを披露し、映像で確認した矢野監督は「普通にやれているかな」と納得。平田2軍監督も「ブランクみたいなモノは全く感じさせない」とうなずいた。23日の同リーグ中日戦は試合終盤まで出場予定。現状、交流戦開幕ゲームの25日ロッテ戦で1軍復帰する可能性が高い。【佐井陽介】
○…2軍中日戦のスタメンは大山を除く8選手が1軍登録の選手だった。21日からの広島3連戦が中止になった影響で、実戦感覚を保つために出場機会を求めた。矢野監督は「この土日で試合にいけるというのは、1つ準備としてはできることが進む。何もしなかった場合は違和感を持って入る可能性はあったかなと思うけど、違和感なく交流戦入っていける」と話した。



