ヤクルト村上宗隆内野手が全打点を記録するも、空砲となった。先制を許した直後の1回無死満塁で「すぐに取り返したかった」と一時逆転となる中前へ2点適時打。6回無死、先頭で打席に立つと、低めのシンカーを軽くすくい上げるようにスイング。それでも打球は伸び、バックスクリーンを越える特大の17号ソロとなった。

2試合連発で、試合前時点で15本塁打の巨人岡本和からさらに1歩前進。7回5安打2失点と好投するエース小川の姿を見て「小川さんが粘って投げているので、何とか追加点をとってあげたかった。良いところで1発打てました」と4番の自覚を語った。

高津監督からは「あまりいい状態ではなかったんですけど、徐々に上向きになってきたかなという感じがする」と高評価。エースと4番がチームを引っ張るも、9回に4失点で逆転負け。手痛い1戦となった。

▽ヤクルト小川(7回2失点も、後続が打たれてリーグトップタイの6勝目を逃す)「状態はそこまで良くはなかったですが、ストレートを中心に逃げずに1人1人向かって投げることができた」

ヤクルトニュース一覧はこちら―>