阪神小野寺暖外野手(23)、小川一平投手(24)、ジョン・エドワーズ投手(33)が、1軍に合流した。

今年4月に支配下登録された小野寺は、今季2度目の昇格。4月下旬に初昇格した際は、1試合の途中出場と機会が限られていた。「1軍クラスの投手の球に対して肌で感じたこともあったので、次1軍に上がった時に緊張しないように、自信を持って打席に立てるように、常に1軍の投手を頭にイメージして試合や練習に取り組んできました」。ウエスタン・リーグではここまで45試合に出場し、打率3割8厘は同リーグトップ。4本塁打、5盗塁も決めている。今度こそ鍛錬の結果を見せる。

プロ2年目の小川は今季初昇格。今春は1軍キャンプで過ごしたが、なかなか調子が上がらず2軍調整を続けてきた。先発にも挑戦するなど、投球の幅を広げて「去年、カウント球や決め球で苦しむことが多かった。ファームで先発をやらせていただいて、投手有利なカウントを作って打ち取ることに取り組んできたので、そういったことをしっかり出せるように」と意気込んだ。

エドワーズは2軍でリリーフ登板を重ね、ここまで16試合の登板で防御率3・38だった。今季2度目の昇格で、苦しいリリーフ陣を救う活躍を目指す。