セ、パ両リーグは9日、5月度「大樹生命月間MVP賞」を発表し、セは阪神ロベルト・スアレス投手(30)と阪神佐藤輝明内野手(22)、パはソフトバンクのニック・マルティネス投手(30)とオリックス吉田正尚外野手(27)が選ばれた。

初受賞のスアレスは守護神として7試合連続を含む9セーブをマーク。防御率0・00と安定感も抜群だった。佐藤輝は6本塁打、19打点とチームトップの数字で首位独走に貢献。阪神のルーキーでは13年8月の藤浪以来の受賞で、阪神の投打ダブル受賞は05年9月の下柳、今岡以来だった。初受賞のマルティネスはコロナ禍で来日が遅れたが、5月に今季初登板すると5試合で4勝1敗、防御率1・97を残した。吉田正はリーグトップの24打点を含む、打率3割8分2厘、6本塁打で4度目の受賞を果たした。