阪神が今季の交流戦で初めて同一カード3連勝し、貯金を今季最多17とした。貯金16から今季9度目の挑戦で、ようやく壁を越えた。2位巨人とのゲーム差を「6」に広げた。

5回2死一、二塁から2番中野拓夢内野手(24)が右前へ先制適時打。7回には近本光司外野手(26)が4号ソロ、8回にもジェリー・サンズ外野手(33)の中前適時打、9回にも相手失策で加点し、日本ハムを引き離した。

先発ラウル・アルカンタラ投手(28)は6回0/3を3安打無失点で4勝目。7回先頭の近藤の打球を左足に受け降板する緊急事態だったが、救援陣が踏ん張った。

阪神は交流戦を8勝7敗の貯金1とした。11日からは敵地楽天生命パーク宮城でパ首位の楽天と交流戦最後の3連戦に挑む。