水も滴るいい男! 首位阪神が神宮の“水中戦”を逆転で制した。雨の続いたヤクルト戦。殊勲者は主将の大山悠輔内野手(26)だった。2-3の8回に梅野の適時打で追い付き、なお2死二、三塁で勝ち越しの10号3ラン。元4番が7番に降格して3戦2発と発奮して、4カードぶりに勝ち越した。敗れた2位巨人とは2・5ゲーム差。9日から甲子園に戻ってその巨人と首位攻防戦だ!

▼阪神大山が今季9度目の勝利打点をマークし、マルテの8度を上回りチーム最多となった。4年連続で2桁本塁打に到達し、チームの10本以上は佐藤輝20本、サンズ、マルテの各15本に次いで4人目。阪神のチーム4人以上が2桁本塁打は、13年の4人(マートン19、新井貴15、新井良14、鳥谷10)以来8年ぶり。