二岡軍は、バランスの取れた好チームの予感が漂う。巨人の全軍混合の紅白戦「リアルジャイアンツカップ」に向けた「Gドラフト会議」が19日、行われた。二岡智宏3軍監督は、1位指名の丸こそくじで外したが、外れ1位で2球団競合の結果、岸田を確保。若手から1軍まで幅広い投手を知る24歳捕手がチームを明るくもり立てる。

足を絡めた攻撃には期待が持てる。現在、1軍でリードオフマンを務める松原、代走要員の湯浅、さらに俊足巧打を武器に支配下契約を勝ち取ったばかりの平間を指名した。足でチャンスを広げ、亀井、香月、石川、山下らが走者をかえす役割を担う。

守備力にも期待が高まる。今季、広大な守備範囲で何度もチームを助けてきた松原を中心に、内野守備に定評のある湯浅、平間に加え、高卒3年目の増田陸も将来への期待は高い。

二岡3軍監督の采配も注目される。19年に富山GRNサンダーバーズで指揮をとった経歴を持つ。走攻守、バランスが取れた二岡軍とその戦いぶりは要チェックだ。

【二岡軍】

1位 岸田行倫

2位 松原聖弥

3位 湯浅大

4位 香月一也

5位 石川慎吾

増田陸、平間隼人、山下航汰、亀井善行、山瀬慎之助、加藤壮太、萩原哲

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