ロッテ小島和哉投手がチームに良い流れを持ってきた。

二木、岩下と同年代の右腕が後半戦のカード頭に起用され、ともに攻略された。小島も走者を許しながら「何とかギリギリまで粘れたかなと思います」と6回2失点でまとめ、今季6勝目を手にした。

自身の悪い流れも止めた。今季14試合中、6試合で降板直前に本塁打を打たれていた。井口監督も「最後の最後の詰めのところが今まで打たれていたので」と注視していたポイント。山川、呉念庭、愛斗という1発のある3人を、海風で高く舞い上がる飛球3つであっさりと仕留めた。

去年の7勝に、あと1つと近づいた。目標はそこにない。「信頼を勝ち取って7回、8回といけるように」と高みを追求する。左腕の好投で、チームも本拠地ZOZOマリンでの通算1000勝に、あと「1」と迫った。【金子真仁】

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