阪神が矢野燿大監督(52)に来季続投を正式に要請したことを18日、明らかにした。受諾すれば来季は4年目の指揮となる。この日の甲子園球場での阪神-中日17回戦の試合前に藤原崇起オーナー兼球団社長(69=阪神電鉄会長)が、報道陣の代表取材に応じた。一問一答は以下の通り。

 

-矢野監督と正式に話した

藤原オーナー 一昨日、球団の事務所で来季について、来季もお願いしたいというような話をさせていただきました。

-矢野監督はどういう反応だったか

藤原オーナー 今、みなさんもご承知のように、こういう佳境に入っていますんで。私がこういう話をして、その後のお話はシーズン終わってゆっくりやりましょうと。そういう格好で今はやっておりますので。そういうことでございます。

-オーナーとしては前向きな空気を監督から受け取ったのか

藤原オーナー そう願っております。そらそうです、と思うから今みなさんにお話もしているんですけどね。

-今季の戦いぶりは

藤原オーナー これは夏も言ったけど、非常に素晴らしい。後半戦についてもいろんな選手の状況があったり、他のチームもお互いに競ってきたりする中で、いろいろな手を打って、頑張ってくれていると思っております。

-くわしい話はシーズン終わってからだということだが、契約年数、条件などは

藤原オーナー 今もう、私も一緒に戦っていますんでね。まあそういうことの中で、こういう話をしていますから。またそういうことはシーズン終わっていろいろなことが決まってきたら、またお知らせすることになると思います。

-シーズンに集中するためにも、この時期に

藤原オーナー ここでというのは、(今年は)ドラフトが早く来ていたりしますしね。シーズンの終わりになって、佳境に入っている時にこんな話はできやしませんので、そういうことを含めて、私なりにこの時期に話しておこうというところでございます。ですから、選手含めて、今のこの状況に集中していますから。私も含めて。そういう中で。

-3年間でチームは成長している

藤原オーナー それはもう年々、3位、2位と来て、今年はこれだけ長い1位をキープして、今も1位でいるわけですから、進化しているということだと思います。その評価もまたシーズン終わってということになろうかと思います。