左太もも裏の筋損傷で2軍調整中のオリックス・吉田正尚外野手(28)が、関メディベースボール学院とのプロアマ交流戦に「2番DH」で実戦復帰し、2打数1安打1四球だった。初回無死二塁で四球を選び、2回1死走者なしではカウント3-1から右前打、4回2死無走者では中飛だった。

試合後は「現時点、足の状態は問題ないです。問題なくスイングすることができましたし、違和感なく打席に入れたと思います(走塁も)今できる範囲のことで、精いっぱいできた」と球団を通してコメント。今後は「チームが決めることですが、1日でも早く復帰できるように、できることを精いっぱい頑張っていきます」と力強かった。

吉田正は3日ソフトバンク戦で負傷し、4日同戦は代打で見逃し三振に倒れ、5日に出場選手登録を抹消された。17年10月7日から続いていた連続試合出場は「512」で止まった。7日から大阪・舞洲でリハビリを始め、その後は室内打撃練習を行うなど急ピッチで仕上げていた。

打率3割3分8厘は依然としてリーグトップ。20本塁打、69打点をマークしている。