ロッテ藤岡裕大内野手(28)が来季の全試合遊撃出場を目標に掲げた。

21日にZOZOマリンで秋季練習を終え「今年は打つ方をメインにやると言ってましたけど、来年はやっぱりもう1度、ショートで全試合出たいという思いを強く持ってやりたいなと思います」と話した。今季はルーキーイヤーの18年以来となる規定打席に到達。9月には月間打率3割2分2厘をマークした。守備では特に夏場以降、エチェバリアが遊撃に入る日に三塁で先発することが増えた。

1年目の開幕戦から遊撃を守ってきた。「サードにいって難しさをすごく感じましたし、『ここじゃないな』という思いを持ちながらやっていた。守備面もオフにしっかり鍛えたい」。この2年間は試合前の準備やコンディショニングなど、取り組む上で鳥谷という手本がいた。「これだけやらなきゃいけないと気付かせてもらえた。財産になった」と感謝。苦しい時も考え、練習を継続できた経験はプラスになった。5年目はさらに貪欲に、攻守で存在感を増す。

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