ロッテ植田将太捕手(23)が8日、来季の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸420万円でサインした。

慶大時代に右肘のトミー・ジョン手術を受け、リハビリ中の段階ながら19年育成ドラフト2位で入団。ディフェンス力の高さには定評があり、東京五輪中断期間のエキシビションマッチで首脳陣にアピール。8月30日に支配下登録を勝ち取った。「支配下登録というのは達成できて、自分の中でも充実した気持ちはあります。でも1軍の試合にはまだ呼ばれていないので、まだまだ課題はたくさんあるので」と高い意識でこのオフに臨む。

ドラフトでは佐々木朗らと同期入団。同じ育成指名の左腕本前がひと足先に支配下登録され「やっぱり悔しかったですし、早く自分も追いつけるようにならないといけないなと思いました」と奮起。自身の支配下登録時には本前から「俺たち、雑草魂で頑張ろうぜ」と祝福されたことも明かした。(金額は推定)