楽天の立花陽三球団社長(50)が24日、仕事納めのあいさつを行った。12年途中に就任し、13年には球団初のリーグ優勝と日本一を達成。今年限りでの退任が決まっている。

あいさつは以下の通り。

皆様、今年も1年間お疲れさまでした。

2021シーズンも新型コロナウイルスの影響を受けるシーズンとなりましたが、皆様の徹底した感染拡大防止対策へのご協力により、無事にシーズンを終えることができました。来シーズンは100%での動員が可能になりますので、もう1度イーグルスファンで埋め尽くされた楽天生命パーク宮城が見られるよう、みんなで一致団結し、日本が誇るこのボールパークに再びお客様を戻しましょう。

また、今年は東日本大震災から10年という節目の年で臨んだシーズンでしたが、一歩及ばず、優勝を勝ち取ることができませんでした。来シーズンこそ、2013年以来の優勝をし、もう1度東北を熱く盛り上げていきましょう。

私事になりますが、このあいさつが代表取締役社長としての皆さんへの最後のあいさつとなります。この場を借りまして、10年間、本当にありがとうございました。来年からは、米田社長を中心に素晴らしい戦いを期待しております。そのためにも、しっかり新型コロナウイルス感染予防対策をして、つかの間ではありますが、年末年始はゆっくり休み、いいお年をお迎えください。ありがとうございました。