サ活で投球も整える!

楽天の新人合同自主トレ2日目となった11日は、最低気温は氷点下に達し、天気は雨。選手たちは仙台市内の犬鷲寮に隣接する室内練習場で、白い息を吐きながら体を動かした。寒い日は温まりたい-。ドラフト5位松井友飛投手(22=金沢学院大)と6位西垣雅矢投手(22=早大)は、無類のサウナ好きだ。

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汗をかき、水風呂に入って、外気浴。それぞれのルーティンで、体を整えてきた。寮にはサウナはなく、水風呂につかり、交代浴で代用中。西垣は「やっぱりサウナに入りたいです」と熱望した。時間で決めず、自身の心拍数を大事にするほどのこだわり。水風呂では末端を冷やさないため、手と足を出してつかる。疲労回復の効果の他に、自身と向き合い、投球へのイメージを膨らませる場でもある。

松井友は“裸の付き合い”を生かす。チームには森原らサウナ好きの先輩が数多く在籍。「サウナや温泉は一番素が出るというか。そういう面では話しやすい場所なので、いろいろ聞いてみたい」とうなずく。サウナでの熱い野球談議を、成長の糧にしていく。

それでも今はコロナ禍。なかなかサウナに入る機会もない。“サウナ-”の本領発揮はこれから。収束後の楽しみを心待ちにしていた。