日本ハムのドラフト5位畔柳亨丞投手(18=中京大中京)が、将来的に新庄剛志監督(49)から背番号「1」を奪取することを目標に掲げた。

【関連記事】日本ハムニュース一覧

22日、新人合同自主トレが行われている千葉・鎌ケ谷で、「新人お披露目会」に参加。書き初めコーナーでは「一」としたため、「やるからには何でも一番を目指してやるのが自分のモットー」とこだわりを示した。

21日に行われた新ユニホーム発表会見では、BIGBOSSが自身の背番号「1」について「つけさせたいなと思う選手が出てきたら、すぐに変えます。選手が付けるべき」と発言した。背番号「46」で入団した畔柳は「1年目は基礎をつくって、そんなに慌てることはないと思う」と前置きしたうえで、「超一流の選手がつけるべき。ゆくゆくは1番をつけられる選手になりたいなと思います」と“野望”を口にした。

野球を始めた小学校時代から甲子園を沸かせた高校時代まで、背中にはいつも「1」があった。「1年間1軍で活躍するのは最低限のこと」と、冷静に描くとともに「ファンへの対応であったりとか、野球以外の部分も(BIGBOSSは)見ていると思うので、そういった人間力も高められたら」と、心身ともに成長を目指す。

気温8・5度の寒空の下、1時間を超えるイベントを終え「自分たちは大丈夫だったんですけど、ずっと長い間座っていただいていたファンの方々が寒かったと思う」と気遣った。最速152キロのポテンシャルに、ファンへの気配り。「1」が似合う“資質”は十分に備えている。【本間翼】