オリックスのドラフト1位、椋木蓮投手(22=東北福祉大)の開幕1軍に黄信号がともった。ブルペンでの投球練習中に、左脇腹付近を気にするしぐさを見せ、練習を途中で切り上げた。トレーナーとともにブルペンを後に。17日に宮崎市内の病院で検査を受けることになった。

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椋木は今クール最終日となる17日にライブBPに登板し、状態がよければ20日にも対外試合でデビューを飾る予定だった。「抜け球で抑えるとか打者の打ちミスで抑えるとかではなく、自分がちゃんと投げきって抑える、というところを見せられれば」と意気込んでいたが、登板計画はすべて白紙に。左脇腹を痛めた場合は、長期離脱の可能性もある。抑え候補の1人に名前が挙がるなど、即戦力と期待されていた154キロ右腕だが、悔しいアクシデントに見舞われた。