日本ハム新庄剛志監督(50)は4本塁打を食らった中日打線を「まねさせてもらいます」と、試合後に語った。力強いスイングでアーチを量産した強竜打線を目の当たりにしたBIGBOSSは、試合後の取材対応の冒頭、自ら切り出して「楽しみなバッターめちゃくちゃいたね、向こう。振りが、すごいし、ポイントもしっかり持ってきてバチコーンって。素晴らしかった」と絶賛した。

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取材対応中に通りかかった荒木雅博内野守備走塁コーチ(44)には「お疲れさん。お疲れさん。ナイスゲーム」と拍手。笑顔で応対した同コーチに続けて「すばらしいね、みんな。ガンガン振ってね。まねさせてもらいます」と、明るいトーンで伝えた。

自身も監督就任後の初の対外試合となった8日阪神との練習試合(宜野座)で“監督初勝利”を挙げたが、この日は同じく新任の中日立浪和義監督(52)にとって初の対外試合で初勝利を挙げた。試合前には立浪監督と話し込み、清宮幸太郎内野手(22)への指導をお願いすると快諾され、異例の指導も実現した。

「立浪さんからも良くしてもらった。バッティングの指導とか、あとは、どういう風に選手を育てていくかという話も。お互いに(監督)1年目同士だし。あぁなるほどなっていうことをたくさん教えてもらいました。立浪さんも練習試合とはいえ、初勝利。僕も、うれしかったんですよね。練習試合だったんですけど。強いドラゴンズが見たいですね。ベンチも明るかったし」と、互いの飛躍を誓っていた。