日本ハムの2年目左腕、根本悠楓投手(18)が好投した。

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先発し先頭の池田に中越え三塁打を許すも、後続を断ち3回1安打4奪三振無失点。2回は安田、松川、福田光を3者連続三振に切って取った。145キロの直球と100キロ前後のカーブを巧みに織りまぜた頭脳的な投球で、BIGBOSS新庄剛志監督(50)にアピールした。

ロッテ先発の佐々木朗が初回に163キロをマークするなどスタンドを沸かせていたが、根本は対照的に緩急を生かして勝負。「特に相手は意識しないで、自分の投球をしようと心掛けた。緩急をうまく使って抑えられるようになれたら」と先を見据えた。

11日の阪神との練習試合でも3番手で登板し、2イニングを投げ3奪三振無失点と好投。自己最速の146キロをマークするなど3三振すべて直球で奪ったが、この日は最初の三振が直球、2回は変化球で2つ、直球で1三振と、多彩な投球でロッテ打線を抑えた。開幕1軍へ「カーブは思っていたことができた。チェンジアップは制球が良くなかった。75点ぐらい。3回に球が浮いてしまったので、修正できるようにしたい」と課題を挙げた。