いつも元気な新庄BIGBOSSが、神妙な表情で今成スカウトの突然の死を悼んだ。ヤクルト戦の試合前練習冒頭、首脳陣、選手、球団スタッフとともにグラウンドで黙とうをささげると、静かに思い出を語った。阪神入団時、すでに名物スカウトだった。「『お前は必ず1軍でスターになれるから、しっかりやっていけよ』と、よく声を掛けてもらった」。顔を合わせるたびに激励を受けた。

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見た目も口調も“こわもて”だが、気さくな人だった。「『死んでもスカウトがしたい』と言っていて、スカウトが大好きで大好きで仕方ない人だった。自分が目を付けた選手が1軍の舞台で活躍する姿を、ものすごく幸せに感じていた方。残念で仕方ない」。真っ先に心配したのは、2日の試合でテレビ解説を務めていた同スカウトの次男で、元チームメート亮太氏(34)のことだった。「昨日解説していた亮太君、前の日に会いに行かれたみたいで…」と声を落とした。

2月の沖縄キャンプで会ったばかりだった。「『どうやチームは?』みたいな。『選手も元気で、今年はやったろうという気持ちだね。オレの取った選手はひいき目で使ってくれないか』みたいに言っていましたね」と、さみしそうに笑った。「今成さんの魂というものを、ファイターズのスカウトの方たちは学んでいると思うから、生かして欲しい」と願った。【中島宙恵】

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