TBS系「サンデーモーニング」の新“御意見番”上原浩治氏(46)とゲストで元広島の新井貴浩氏が6日、番組に出演し、広島からポスティングシステムでの移籍を目指す鈴木誠也についてコメントした。

上原氏は、MLBと選手会の労使交渉が長引いていることについて「お金の問題なんですよね。収入自体は上がっているが、選手の年俸が上がらない。若い選手の年俸が上がってこない。オーナー側がお金を抑えたいのは、もちろん分かります。選手会側はお金をあげたい。だからお互いの意見がかみ合っていない。そこが問題」と解説した。

そして開幕が延期されてスタートした1995年シーズンに触れ、「野茂さんがトルネードで盛り上げてくれた以来で、今回は鈴木誠也選手が(メジャーに)行くと言っているので、彼が盛り上げてくれるんじゃないかなと期待している」と語った。その上原氏の話を聞いた新井氏は「一番、悲しんでいるのはファンのみなさんなんですよね。鈴木誠也選手のことをおっしゃっていたんですけど、私としては…、もしかしたらカープに戻って…」、「カープをもう1年、ということを…」とコメントした。上原氏は「鈴木選手は、まだ所属してないですから、広島と契約はゼロではない」と話した。