ソフトバンクの育成出身3年目サウスポー大関友久投手(24)が、プロ初先発でうれしいプロ初勝利を手にした。「緊張したけど、しっかり自分の投球ができた。しっかりコントロールもできたし、うれしい1日になりました」。

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立ち上がりから最速150キロの直球を主体に押した。6回1/3、85球を投げ6安打を許したが、失点は5回2死からエチェバリアに1発を献上した1点のみ。「どんどんストライクゾーンで勝負していこうと思った。感情も1歩引いてゲームにつなげることができた」。藤本監督が嫌う四球もなく、強気かつ冷静に攻めた。寮生活だった昨年は夜中に跳び起き、明かりもつけず室内練習場でシャドーピッチングを繰り返した。ローテ内定の松本の故障もあって巡ってきた先発6番目のマウンドで、しっかり結果を出した。手渡されたウイニングボールは「両親にプレゼントします」。開幕から快進撃の藤本ホークスにまた新星が現れた。

又吉克樹投手(31)が、ヒヤヒヤながら移籍初セーブを挙げた。2点差の9回に登板。2本のヒットを許し2死一、二塁とされたが、最後は福田光を141キロの直球で空振り三振に仕留めた。「うまくコーナーをつきながら、丁寧に投げることができたと思います。短打はOKという気持ちで投げたのが良かった」。中日時代の昨年6月25日広島戦以来のセーブで先発大関のプロ1勝をしっかりアシスト。「大関の初勝利に貢献できたのでよかった」とホッとした表情だった。

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