阪神2軍が思わぬ危機にさらされた。
この日、1軍の江越が新型コロナウイルス感染防止拡大の「特例2022」の対象選手として、出場選手登録を抹消された。これにより、2軍戦に「1番二塁」でスタメン出場していた植田が急きょ1軍昇格した。
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植田が抜けたことで、阪神2軍のベンチ入り野手はマルテ、陽川ら別メニュー調整組を除くと10人となった。そのうち捕手が5人。7回表からは本職は捕手の藤田が一塁、さらにこの日は一塁で起用されていた片山が三塁につき、なんとかやりくりした。
平田2軍監督は「1軍でも第3の捕手でいった時に内野も守れるとなればね、彼らにとってはいい経験」としながらも、「困るこれ、10人ってのは」と本音も吐露。選手起用について、今後も頭を悩ませることになりそうだ。
植田は7回表の守備から途中交代。急いで荷物をまとめ、1軍ゲームのあるバンテリンドームへ出発した。
【この日の阪神ベンチ入り野手】
捕手 栄枝、長坂、藤田、中川、片山
内野手 遠藤、高寺
外野手 井上、板山、小野寺