阪神が怒とうの早仕掛けでまたたく間に2点差をひっくり返した。

0-2の4回だった。中野が2球目を中前打、佐藤輝が初球を右前打。続く糸井が初球を右前打でまず1点。続く山本は初球をスクイズし、結果内野安打になった。わずか5球での4連打で同点とした。

中日大野雄は立ち上がりからストライク先行の投球だった。3回終了時まで打者11人のうち10人に対し、初球にストライクゾーンに投げ込んでいた(見逃し7、ファウル2、凡退1)。相手バッテリーの傾向を逆手にとって、一転して積極的に打って出た。

さらに糸原の犠打をはさんで、坂本の遊ゴロ野選で3-2と逆転に成功した。

3点を奪うまでに、打者6人でわずか9球の「速攻」だった。

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