フィギュアスケート選手の本田真凜(20)が、始球式で堂々の2バウンド投球を披露した。年齢と同じ背番号20の巨人のユニホーム姿でマウンドへ。1度二塁方向を向き「反対に投げそうになりました」と苦笑い。

体の向きを修正すると、左足を大きく上げるダイナミックなフォームで2バウンド投球。「(マウンドに)立った時、めっちゃ緊張しました。90点くらいです。そんなに大きく外れることもなかったかなと思うので、良かったです。たくさんのお客さんがいて、いつもやっている競技とは違うことをするのは不安だったんですけど、楽しませていただいて、うれしかったです」と笑顔で振り返った。

ブルペンでは新守護神を務めるドラフト1位右腕の大勢に握りや狙う的、フォームの指導を受けた。「本当に何も知らなかったので、すごく優しく、試合前なのに申し訳ないなと思いながら、楽しかったです」と感謝した。