4回に顔面直撃の死球を受けた日本ハム野村佑希内野手(21)が交代後に神戸市内の病院へ直行した。球団によるとボールが当たった場所は鼻で、本人に意識はあるという。現在は病院で検査を受けている。

新庄剛志監督(50)は試合後に「たぶん折れてるかな。でも鼻はね、たぶん出られますよ。鼻はあまり影響ないかな。今まででも鼻折れて出ている選手いっぱいいたし、あとはもう本人次第。まぁ出たいって言うんじゃない」と話した。

アクシデントが襲ったのは4回の第2打席だった。オリックス先発の山岡の投球が顔面に直撃し、その場でうずくまった。衝撃的なシーンに場内も大きくざわめいた。三塁側ベンチからトレーナーがすぐに駆けつけ、新庄監督もベンチから飛び出して状態を確認。担架も用意されたが、野村はタオルで顔を覆いながら自力で立ち上がり、歩いて三塁側ベンチへ引き揚げた。出血もあり、そのまま交代となり、代走として水野が送られた

野村は今季初昇格した4月5日ロッテ戦(札幌ドーム)からこの試合まで、チーム最長となる32試合連続でスタメン出場。この日も「4番三塁」を任されていた。

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