負の連鎖が止まらない。広島森下暢仁投手(24)が自己ワースト9失点で2敗目。26日九里の6失点から、前日27日は大瀬良が5失点と、開幕ダッシュをけん引した先発投手の大量失点が続き、チームは3連敗となった。

1回2者連続三振を含む3者凡退で滑り出した右腕が、1-0の2回に突如崩れた。先頭からの連打などで1死二、三塁とし、暴投で同点。柳町には左前打を浴び、勝ち越しを許した。さらに死球でピンチを広げると、渡辺に3ランを被弾。牧原大にも豪快に右翼席に運ばれた。打者一巡5安打2四死球で6失点のビッグイニングとなった。さらに4回は渡辺に2打席連続でアーチを浴び、自己ワーストタイの1試合3被弾。6回にも2点を失い、5回2/3で9失点。「立ち上がりが良かろうと、結果が全てなので。1回が良くても、次が悪かったら一緒なので、そこを反省してやりたい」。険しい表情のまま球場を後にした。

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