阪神の2軍が甲子園のファンの前で8連勝を決めた。先発秋山拓巳投手(31)が7回無失点と好投。初回から4番井上広大外野手(20)が左翼フェンス直撃の先制適時二塁打を放つなど打線も11安打6得点と活発だった。20年オフの左肘トミー・ジョン手術から復活を期す島本浩也投手(29)も2年ぶりに公式戦登板。話題の多い一戦だった。平田勝男2軍監督(62)の一問一答は以下の通り

    ◇    ◇    ◇

-まず、何からいきましょうか

「用意しといてよ!(笑い) わざわざこっちきてんのに、何からいきましょうかとかさ。すし屋じゃないんだから、とりあえずビールじゃないんだから! トロって言うわ。言わないでしょ!」

-秋山が登板

「まぁ粘りながら、梅野とよく粘って、まだまだ本来のアキのストレート。もっと、キレが出てくると思うし、これは投げ込んでいって。6回で終わるところを、もう1回投げさせてくれって志願して、7回までいってるので。もうひとつ、本来のスピード、キレっちゅうのが、本人は物足りないと思う。でもこうやってゲームは作るわね」

-梅野も実戦復帰後初守備

「リュウももう全く問題なく、やっぱりさすがだ。センター中心に若い選手にバッティングなんかいい見本だよ。強引に行かないもん。(打率)1割台っていうのが不思議でならない。どうして1割台なのって、今日も何回も聞いたんだけど。バッティング練習いいんだもん。なんで1割なんや。どうしてって。why? 英語しゃべらないから。わからんばいちゅうとったわ」

-島本が復帰

「さすがに緊張感あったんじゃない? 珍しく先頭にフォアボール出しよったし。その後は落ち着いているわね。まだまだ才木に続いて、キレが出てくるよ。きょうは久しぶりにお客さんも入っているし、マウンドの感触を確かめて。本来のキレとかはね、ブルペンからキレのいいボールを投げよる。これからは夏場にかけてまた島本とかが楽しみやね」

-8連勝

「勝ったっていったってそんなことで一喜一憂できないのよ。きょうは望夢(高寺)が1番バッターでどうかなとか、ポジションでとか各選手たちの力を発揮させていかなあかん、力を付けさせていかなあかんということで。このメンバーやん」

(自ら切り出し)

「ロハスどうしたん? 3の3!? やっぱり。アグレッシブなんだよ。なんでそれを(1軍で)やらないのって。三振するなって思ったらほらなってなるわけでしょ。そういう空気を感じるんちゃうかな。でもこうやって調子を上げれば(交流戦では)DHもあるし。マルテいないんだから。こうやって調子を上げていくとロハスにしてもチャンスが出てくるのよ」

【関連記事】阪神ニュース一覧