楽天西口直人投手(25)が2球で2つのアウトを奪う好救援を披露した。

同点の7回1死二塁の場面で登板。山口は147キロ直球で一飛、高部は148キロ直球で左飛に打ち取った。「昨日と同じ場面だったので、自分のボールを信じて投げようとマウンドに上がりました」と、振り返った好投で9試合連続無失点となった。

試合前にはブルペンの中核を担う安楽智大投手(25)と宋家豪投手(29)が出場選手登録を抹消された。石井一久GM兼監督(48)は試合前に「西口とソラ(鈴木翔)が、最近はすごく元気な球を投げているので。その辺で、まかなっていく」と話し、セットアッパーとして守護神の松井裕樹投手(26)へつなぐ役割を期待されていた。結果的にチームは敗れてしまったが、指揮官の期待に応える西口の好リリーフは収穫ポイント。「自分のやれることを精いっぱいやって、チームのために全力で腕を振っていきたいと思います」と、西口は力強く話した。

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