オリックス山岡泰輔投手が、19年プレミア12以来の侍JAPANにリストアップされた。この日は6回途中6失点(自責5)と振るわなかったが、視察に訪れた栗山監督が高評価した。

この日の試合前時点で防御率は1・37で「この時期に防御率1・3台って異常だからね。WBCの投手枚数の必要性を考えれば、短くも長くも行ってくれる能力もある。今日の結果は別として、今年の内容が素晴らしい」と栗山監督は絶賛した。

報道陣が第2先発候補かと尋ねると「いやいや、第2先発だけじゃなくて」と応じ「あれだけの数字を持っている。今日は点を取られていたけど、そういうこともある。山岡投手の試合の入り、すーっと行くときのすごさってのは、こっち(日本ハム)はやられまくっていたんでね」と日本ハム監督時代を思い返した。

試合前には昨夏の東京五輪で金メダル獲得に大きく貢献したエース山本とも対面。山本が「世界一を競う大会ですし、個人的にもその大会に出たい」と言えば、栗山監督は「是非、出たいって言ってくれてた? それは本当にうれしいですね」と喜んだ。【真柴健】