中日大野雄大投手(33)が2回無安打無失点で全セ最年長の貫禄を見せた。

3回から2番手で登板すると3回はストレート4球でグラシアル、柳田、レアードの強打者を3者凡退に料理。続く4回も3人で打ち取った。

「完全投球ができたのは本当に良かったし、野手の皆がよく守ってくれて中村捕手がいいリードをしてくれて、1球も首を振らずに投げられた」。7年ぶり3度目の球宴出場を笑顔で振り返った。19年には史上81人目のノーヒットノーランを達成。5月6日の阪神戦では延長10回2死まで完全投球を続け、10回無失点完投したエース左腕の技術を四国で披露した。

大野雄は、17年5月14日ヤクルト戦以来の松山での登板。当時は1-1の同点で9回からリリーフでマウンドに上がり2死満塁のピンチを作り、サヨナラ満塁弾を被弾した。「きょうのお客さんには、いいイメージが残るはずなので、いいこと」。5年ぶりに悪夢を払拭した。

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