広島が首位ヤクルトに逆転負けを喫し、V逸の危機に立たされた。10日同戦もヤクルトに敗れると、今季優勝の可能性が消滅する。

■大瀬良が3年ぶり3被弾など7失点

先発の大瀬良大地投手(31)は球威こそあったが、1発に苦しんだ。0-0の2回には、先頭村上宗隆内野手(22)に先制の53号ソロを浴びた。逆転し4-2となった5回には1死一塁から塩見泰隆外野手(29)に左中間へ同点2ランを許した。4-4の6回2死一塁では長岡秀樹内野手(20)に勝ち越し2ランを放たれた。この回さらに1失点し、6回途中7失点で降板。7失点は今季ワーストタイで1試合3被弾は19年9月16日ヤクルト戦(マツダスタジアム)以来3年ぶりの屈辱となった。

■10日にも4年ぶりVの可能性消滅

最大3点のリードを守れず、今季31度目の逆転負け。10日の同戦にも敗れると4年ぶり優勝の可能性が消滅する。

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