阪神佐藤輝明内野手(23)と中野拓夢内野手(26)が秋季キャンプ“初日”を終えた。2人は侍ジャパンに選ばれていた関係でチームを離れており、12日にチームに合流していた。

■シートノックから三塁のみで右翼は就かず

佐藤輝はシートノックから三塁に入り、外野でノックは受けなかった。全体練習終了後の特守も三塁。みっちり汗を流した。1日目を振り返り「よりサードに向き合う時間が多くなるのでレベルアップできるように頑張りたい」と決意新た。

■岡田監督の指導はなかったが「今後あると思う」

この日、岡田彰布監督(64)から直接の指導は受けなかったが「今後は何か(指導が)あると思うのでしっかり学んで吸収できたらなと思う」と、近く開かれるであろう“岡田塾”に向けて心の準備を整えた。

■馬場コーチ「えらい細なってないか」

個別練習でノッカーを務めた馬場敏史内野守備走塁コーチ(57)は「全部鍛えないといけない。岡田監督の構想がある」と、大きな使命を背負い、指導にあたった。さらに西武でコーチを務めていた佐藤輝の1年目を振り返り「僕が西武にいたとき、3連発打たれた。(今年の)秋に甲子園で見たら『えらい細なってないか!?』って見えた」と印象が変わっていたといい「細くても強くなってほしい」と、足の筋肉に質の変化を求めた。

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