ロッテ種市篤暉投手(24)が15日、ZOZOマリンで契約更改に臨み、400万円減の1800万円で合意した。

プロ2年目の19年には8勝を挙げたが、20年9月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術を受けた。今季はようやく復帰も、わずか1試合3イニングの1軍登板に終わったが、「(秋の)フェニックスリーグでは良い感じで投げられた。真っすぐは感触は良くなっているし、変化球に関しても、もうちょっとフォークの精度を上げて空振りをとれる球種を増やしていきたい」と手応えは得つつある。

オフには米アリゾナ州の施設で自主トレを予定。「メジャーリーガーもいると思うし、マイナー選手の貪欲さも見て、刺激を感じ取れたらいいと思っています。来季は1年トータルで1軍にいて、チームの戦力になれるようにしたい」と完全復活に挑む。(金額は推定)