中日のエース大野雄大投手(34)が17日、楽天から阿部との交換トレードで移籍が決まった涌井秀章投手(36)の加入を歓迎した。秋季キャンプ中のナゴヤ球場で「(横浜高校の後輩にあたる)柳に幹事をしてもらって」と早速、歓迎会の開催を提案した。

レジェンドの加入といえば18年から2シーズン在籍した松坂のケースがある。「松坂さんより年も近い。僕も含めてちょっと距離は近いのかなとは思いますが、柳が自主トレも一緒にさせてもらっている。まずはそこを中心に投手会を開いてもらって、という形がいいと思います」。橋渡し役を柳に託しての歓迎会を切望した。

狙いのひとつはトレードを契機にしたチーム力の底上げだ。「一線でずっと投げてこられた方。目指す数字もたくさんあるが、特に2500イニング以上(涌井は通算2598回)、投げられている。数々の実績がある中で、イニングを投げられるのはすごいと思っている」。パ・リーグ3球団で実績を重ねた154勝右腕は大野個人にとっても目標の投手の1人だが「なぜ、そんなに淡々と投げられるのか。また、ぼくらが経験してないことを経験されている。ポストシーズンを投げている投手も(中日には)ほとんどいない。そんなことも聞いてみたい」と意図を明かした。

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