阪神佐藤輝明内野手(23)が17日、「師匠」へ熱いエールを送った。

球団からポスティングシステムを利用しての大リーグ挑戦が容認されたオリックス吉田正尚外野手(29)について、「向こうへ行って大活躍してほしいです」と力強く言った。

今年1月には、吉田正の自主トレに2日間参加。心技体の全てを学び、自らの成長の糧にしてきた。先輩のすごさをあらためて問われると「いやもう、見たら分かるっしょ! ものすごいバッティングですね」と興奮気味に言った。

自身も大リーグ好き。日本シリーズで吉田正がサヨナラ弾を放ったゲームについて「(フィリーズの)ブライス・ハーパー(みたい)。えぐいっす」と、大リーグのスーパースターの名前を挙げて表現したこともあった。「活躍してほしい」と何度も繰り返し、海の向こうの活躍を映像でチェックする日を心待ちにした。

「見習う技術はたくさんあったので。また一緒にする機会があれば、ぜひ一緒にやりたい」。2年連続合同自主トレへのラブコールまで飛び出した。開催に期待しつつ、リスペクトしてやまない先輩の新天地決定を待つ。