楽天松井裕樹投手(27)が、2大会連続のWBC出場に意欲を見せた。

前回大会では、3試合に登板して無失点。そこから経験と実績を積み重ね、自信も増した。「当然、選ばれたい。何ができるのか楽しみ。自分の中では階段を上ってきたつもりなので、同じ大会でどう表現ができるかというところ」と胸を躍らせた。

来年3月の本大会に備え、自主トレで早めに仕上げていく予定だ。入団後から毎年田中将らと励んでいたが、今回から“独立”。同じ左腕の泰と2人で行っていく。「僕も年下が増えてくる中で、少しでもチームに還元できたら」。後輩の指導をしていきながら、侍ジャパンに呼ばれる準備をしていく。

この日の契約更改交渉では、現状維持の年俸2億5000万円プラス出来高払いでサイン。「胴上げ投手」を目標に掲げた。来季は4年契約の最終年。世界一と日本一の両取りを達成し、最高の1年にする。

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