イースタン・リーグの本塁打王に輝いた西武高木渉外野手(22)が1軍での飛躍を誓った。

15本塁打をマーク。ロッテに所属していたマーティンの打撃フォームを参考にし、手応えをつかんだ。バットの構え方、軌道など「よくなった」。飛躍の糸口を見つけた。

2軍ではポテンシャルの高さを示したが、1軍では36打数4安打の打率1割1分1厘と苦しんだ。「球場の雰囲気にのまれることが多かった。メンタルも重要」と受けとめる。来季こそ1軍定着に向けて、本職の外野だけでなく一塁守備にも挑戦する。「打たないといけないですし、守れないといけない。1つ1つ丁寧にこなしていきたい」。今季の自信の課題を糧に、来季は上の舞台での活躍を思い描いた。

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