オリックスのラオウこと杉本裕太郎外野手(31)が、超大型テレビを購入したことを明かした。日本シリーズでMVPを受賞した際、テレビを買い替える計画を語っていた。3日に85V型が自宅に到着。「前は65かな。それでも結構大きかったんですけど、75くらいを買おうと思ってたんですけど、MVP取ったんでちょっと大きくして85にしました。めっちゃでかいです」とワクワク。自身の打撃確認などに役立てるが、当面はサッカーのW杯も楽しむ。「一生懸命している人はかっこいいなと思います」と、大画面から森保JAPANに声援を送る。

4日は、大阪市内の球団施設で自主トレに励んだ。室内練習場で「今はオフシーズンなんで、強く振ることを意識しています。長打が減ったので、打球を上げるのをテーマにやっています」と打撃マシンと向き合い、黙々と打ち込んだ。

青学大の後輩、吉田正との中軸コンビは、後輩のメジャー移籍の夢がかなえば解散。西武からFA移籍の森が、新たなパートナーになる見込みだ。「森選手はぼくより全然いいバッターなんで、負けないように。長打も打ちますし、追い込まれたら粘り強いというか、なかなか三振しないので、いいバッターだと思います」と語る。森とのコンビで新たな相乗効果も期待できそうだが「ぼく次第です」ときっぱり。自宅の大画面を見るたび、勝負強さで貢献した日本シリーズを思い起こし、23年シーズンに備える。【堀まどか】