巨人阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(43)の発案によって企画された「第1回中央大学硬式野球部若手ゴルフコンペ2022 in 熱海」が11日、開催された。中大OBである阿部ヘッド発案のもと、亀井善行打撃コーチ(40)、鍵谷陽平投手(32)、DeNA牧秀悟内野手(24)らの賛同を集め、同大の清水達也監督(58)が了承して実施された。

天気も良く、和やかなムードで行われた同コンペ。阿部ヘッドは西武古賀悠斗捕手(23)、トヨタ自動車の藤原航平監督と同じ組でまわった。ルーキーイヤーを終えた古賀には「森君が抜けただろうし、チャンスじゃないのって話はしてね。とにかく練習をたくさんして頑張ってねって話をね」と金言を送った。

同コンペを発案した意図については「OBたちもいろんな業界で活躍されてると思うんですけど、なかなかこういう機会ってないですし、まずはOBで横のつながりを何とか作れればという趣旨で始まった。同時にもっと野球部が発展して欲しいっていうことで、催してみたんですけどね」と母校愛を口にした。

清水監督は「僕が教えた子たちが、慎之助の1個上からだったので、その子たちを集めて、話をしたときに、『後輩たちにももっと支援したい』という話が出た。そこで、『まず第1回としてゴルフをやってみよう』と慎之助が声をかけてくれた。すごくありがたいし、うれしいし、こうやって卒業して以来会う子もいるし、いろんな思いがあるんだろうなと思っています」と感謝した。