世界一&日本一だ! 日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、ソフトバンクに移籍した近藤健介外野手(29)が14日、福岡市内で入団会見を行った。出来高を含め7年総額50億円以上の大型契約。背番号「3」のユニホームに袖を通し、優勝への強い思いを口にした。来年3月に開催されるWBC出場への意欲も明かした。侍ジャパン栗山監督、ソフトバンクの藤本監督を胴上げし「ダブル優勝」で移籍イヤーを飾る。

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近藤の目標はシンプルだった。「個人というよりチームのリーグ優勝、日本一を目標に。そこを目指してやっていきたい」と話し、じっと正面を見つめた。

勝利への強い渇望がある。近藤は「優勝を目指してやるチーム、常に勝つことを宿命づけられているチームというプレッシャーもあるとは思いますけど、そういう緊張感でやることも、より長く野球選手としてグラウンドに立てる大事な要素かなと思います」と、優勝に向けて戦う意義を語った。

近藤がプロ入りした12年以降、11シーズンでソフトバンクはリーグ優勝4回、9回のAクラス入り。「まさに、ホークスに勝つためと思って、やっている相手でした。魅力のある選手、秀でた選手も多くて手ごわい相手だった」。同じリーグで戦い、その強さを肌で感じてきた「常勝軍団」に飛び込む道を選択した。

ソフトバンクは今季、オリックスと勝率で並びながらリーグ優勝を逃した。そのわずかな差を埋めるためのピースになる。「今まで11年、プレースタイルはそんなに変わっていない。それを評価していただいていると思うので。今までやってきたことを出せるように」。日本ハムで培ってきたスタイルをそのまま、新天地でぶつける。

「世界一」への思いも明かした。近藤は「プレミア12、五輪もそうですし、出させていただいて学ぶことも多かった。個人的にはなりますけど、大谷とプレーできる可能性があるのはうれしく思う。ぜひ出たい、栗山監督を世界一の人にしてあげたいなという風に思います」と、来年3月のWBC出場、そして優勝への意欲を語った。移籍1年目の23年、目指すは「日本一&世界一」。新天地での1年を最高の結果で彩る。【山本大地】

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