ロッテ松川虎生捕手が目指すのは「止める男」だ。高卒1年目捕手として76試合に出場。佐々木朗の150キロに迫るフォークを止め続けた一方で、リーグワーストの6捕逸を記録。「ブロッキングは大きな課題だと思っています。数の上では6つですが、記録に残っていないものも含めてしっかりと対応して、投手陣から信頼してもらえるよう」と危機感を持つ。

不慣れなプロ生活で、体力面の課題にも直面した。「交流戦ぐらいにガクッと来た印象です。毎日、試合があることはもちろん、移動がしんどかったです。新幹線は寝られるからまだよかったのですが、飛行機はきつかったです」と吐露。まだ19歳ながら、正捕手候補として球団の期待も高く、求められるのも大きい。年明けにはヤクルト中村らと愛媛・松山で自主トレ予定。歴戦の捕手たちから極意を学び取る。

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