阪神西純矢投手(21)と小野寺暖外野手(25)が、1軍に合流した。

西純は開幕ローテーション入りするも、4月20日の広島戦で4回途中5失点で2敗目を喫し、翌21日に出場選手登録を抹消されていた。降格後初実戦となった同27日の2軍広島戦では8回1失点を好投し、才木と入れ替わる形で再昇格を勝ち取った。「ファームに行って、すごいいろいろ考える時間ができましたし、力み過ぎないように、それだけかなと思います」。7日の広島戦(マツダスタジアム)で先発する見込みだ。

4年目の小野寺は開幕2軍スタートだったが、2軍公式戦に23試合に出場し、打率3割1分9厘と安定した成績を残し、板山に代わって1軍今季初昇格をもぎ取った。甲子園で打撃練習、右翼で守備練習を実施。この日、出場選手登録された小野寺は「一番はライトのレギュラーを一気に取ることを考えて。力まずやりたい」。打線の起爆剤としての活躍が期待される。