ロッテが開幕3連戦以来となる3連敗を喫し、首位から陥落した。

打線は1回2死一、三塁、3回にも2死一、二塁の好機をつくったが、あと1本が出なかった。4回にはグレゴリー・ポランコ外野手(31)が今季2号となる特大右越えソロを放ち反撃の雰囲気を高めたものの、先発の西野勇士投手(32)が5回に3点目を与え、突き放された。1-5で迎えた9回も1死満塁のチャンスを得たが、角中勝也外野手(35)、岡大海外野手(31)の連続代打が凡退した。

吉井理人監督は「(1番平沢)大河も初回に見逃しでいきなり2ストライクだったり、入り方が弱く感じたので、今までやってきたように、もっと積極的に振ってほしいと思っています」。10年以来13年ぶりに4月首位だった原動力となっていた積極性を再度求めた。

今季3戦3勝だった西野は5回7安打3失点で降板。指揮官は「立ち上がりはちょっと慎重になりすぎて点を取られちゃったので、もっと積極的に攻めていってほしかった。あとは本当に粘ってくれたと思います」と及第点は与えた。【鎌田直秀】

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