ロッテ佐々木朗希投手(21)が本拠地マリン名物の強風とも闘いながら、ソフトバンク相手に5回無安打無失点の快投を演じた。

自身初の「こどもの日」登板で許した走者は四球と振り逃げの2人のみ。打者17人から今季最多の12奪三振と圧倒したが、右手中指に血マメが出来たことも考慮し、5回89球で降板した。防御率は0・84へと良化し、大事には至っていない様子だが、次回登板の予定は慎重に見極める。試合は延長12回の末に0-0の引き分けに終わった。

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佐々木朗の「背番号17」のユニホームを着た子供100人に聞いた。「佐々木朗選手の何が好きですか?」。

5択の結果は、

(1)「球速が速い」73人

(2)「三振をたくさん奪う」12人

(3)「顔が格好良い」7人

(4)「フォークがすごい」6人

(5)「完全試合など記録を達成する」2人

捕手を務めた佐藤都の故郷、福島県いわき市から観戦に訪れた野球少年の鈴木遥斗くん(12)は、チームで右翼を守るが「剛速球にスプリット系もすごいし、大谷翔平選手にもないものを持っている。日本の宝。将来の夢は朗希くんと一緒にプレーすることです」と声援を送った。

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